2022.07.15
【Pick Up Topics】
多様化する働き方への対応など、メリットいろいろ「テレワーク派遣 3つの成功事例」テレワーク派遣は、「派遣」という雇用形態と「テレワーク」という働き方、
それぞれの利点が活かせるメリットの多い採用スタイルです。
実際にどんな形で導入さているのでしょうか? 今回は3つの導入実例をご紹介します。
【成功事例 01】
新規事業に必要な人材を1カ月という短期間に確保
業種:税理士法人
業務内容:仕訳入力・経理代行業務
配置:週3日、1日5~6時間
[導入背景]
クライアント向けに経理代行業務を行う新規事業を計画。実現のために5名ほどの人材採用を予定していたが、通常勤務で即戦力となる人材を事業立ち上げまでの1カ月程度の期間に募集するのはかなり難しいと思われたため、テレワーク派遣での採用に。
[導入成果]
予定通り会計事務所での就労経験や経理経験のある人材の採用に成功。募集から1か月後には就労スタートまでの準備を完了することができた。スタート後、テレワークのため指揮命令などにおける課題はあったが、定期的にミーティングを実施し改善を重ねている。
【成功事例 02】
新たなデスクの確保なく業界経験者の採用を実現
業種:人材サービス
業務内容:情報入力
配置:週3日、1日5時間
[導入背景]
繁忙期に業務量が多くなり求人の入力業務で増員を検討していたが、オフィスが手狭で新たにデスクなどワークスペースを確保するのが難しかった。求人入力業務はネットでつながるシステム環境だったので、テレワークで募集することに。
[導入成果]
ワークスペースの確保をすることなく、増員を実現。なおかつテレワークにしたことで、通常の出社勤務が難しく仕事につけていなかった業界経験者を採用することができた。セキュリティ意識も高い即戦力となる人材を採用でき、繁忙期も業務をスムーズに処理できるようになった。
【成功事例 03】
テレワークと出社を併用したハイブリッドな働き方に
業種:広告代理店
業務内容:提案書・プレゼン資料の作成
配置:週3日、1日5時間
[導入背景]
営業アシスタントの退職にともなう後任として、提案書の作成やプレゼン資料の作成ができる経験者の採用を進めていたが、適任者の応募がなく採用が難航。退職日も迫ってきており短期間での人材確保が必要であったため、テレワーク派遣を選択肢に加えて人選の幅を広げることにした。
[導入成果]
テレワーク派遣により希望していた業務の経験者を採用することができた。派遣スタッフは子育て中で、夏休みなど子どもが休みの期間以外は出社も可能だったので、テレワークと出社を組み合わせたハイブリッドな働き方に。出社時に関係構築が十分に図れるなど、テレワークの懸念点もクリアできた。
■「派遣」と「テレワーク」それぞれの利点が一つに
<派遣活用のメリット>
- 業務量に合わせたフレキシブルな採用が可能
- 即戦力となる人材を比較的早期に採用できる
- 繁忙期など期間限定の人員補充が可能
- 採用のための求人広告費が不要
- 採用にかかる手間や負担が軽減
<テレワークのメリット>
- 「在宅なら働ける」という高スキルの人材が確保できる。
- 人が集まりにくい地域でも優秀な人材が採用できる。
- ワークスペースを確保する必要がない
- 交通費が不要。人件費を抑えることもできる。
- 緊急事態の際の事業継承対策にもなる。
ふたつのメリットを掛け合わせたのが「テレワーク派遣」です。
「テレワーク派遣」に関するご質問やご相談などがございましたら、お気軽にお問合せください。
※上記の記事は、2022年7月に発行された「マイシフトプレスVol.3」に掲載されたものです。