働きながら年金を受ける際に、知っておきたい「在職老齢年金」とは?
2018.08.24
定年退職後、空いた時間を利用して働きたいと考えた時に、気になるのが年金のこと。働くことで年金がカットされ、収入が減ってしまわないか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
60歳以上の方で、厚生年金保険に加入しながら老齢厚生年金を受ける場合は、年金額(年額)を12で割った「基本月額」と、年収を12で割った「総報酬月額相当額」に応じて、年金額が一部(もしくは全額)カットされる場合があります。これが「在職老齢年金」と呼ばれる制度です。この制度は、60歳以上65歳未満と、65歳以上の場合とで減額方法が異なります。事前にチェックして、自分にあった働き方を考える参考にしてみてください。
●60歳以上65歳未満の場合
年金の「基本月額」と「総報酬月額相当額」の合計が28万円以下の場合、年金は全額支給されますが、28万円を超える場合は、年金の「基本月額」や「総報酬月額相当額」によって年金が減額されることになるので注意が必要です。
●65歳以上の場合
年金の「基本月額」と「総報酬月額相当額」の合計が46万円以下の場合、年金は全額支給されますが、46万円を超える場合は年金が減額されます。
※それぞれ減額される際の金額については、条件により計算方法が異なりますので、最寄りの「年金事務所」または「街角の年金相談センター」でご確認ください。
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